
畳の品質のポイントは?
畳の品質を見るうえで大きなポイントは
まず中国産か国産かという所です
当店では国産に関しては熊本産のみ
扱ってます
国産のほうが品質が均一でムラがないです
逆にいうと中国産はムラがあります
国産はその産地で厳格な品質管理をして
生産してますが中国産はいろんな産地の
イグサを集めて一緒に処理をするため
品質にバラツキがあるようです
その他には経糸(たていと)に何を使って
いるか? が品質の目安になります

こんな感じで糸が入っていて畳表を
織り込んでいくのですがこの糸が
強いほどイグサを沢山織り込むので
中身の詰まった良い畳表になります
私どもの商品では 綿の細い糸
→綿の太い糸→麻糸→麻綿のダブル
といった感じより丈夫になります
では実際の商品を見ていきましょう
賃貸用 (江戸間サイズ4,500円)

織り込むイグサも少な目なお手軽品
中国産で経糸は綿の細めの糸を使ってます
割と早いサイクルで張り替える
ような借家とか賃貸用になります
織り込むイグサも少なく厚みも
薄目ですのでとりあえず
綺麗にしたいというお部屋にお勧めです
普及品 (江戸間サイズ6,000円~)

賃貸用より厚みがあります
中国産で6,000円
国産で7,000円です
経糸は綿の太めの糸を使ってます
一般のご家庭で使うなら最低限
このタイプのものがお勧めです
さわやか表 (江戸間サイズ8,000円)

新品種の涼風というイグサ
熊本で売り出し中の新品種
涼風というイグサを使ってます
従来のものより茎が太く厚みがあり
青みも強いのが特徴です
経糸は綿の太い糸です
上級品 (江戸間サイズ10,000円)

厳選された上級品
熊本産の厳選した畳表です
厚みがあって丈夫です
10年くらいしてから裏返ししてもとても綺麗です
経糸は麻綿のダブルを使ってます
しっかりした畳表なので畳床が柔いと着けられません
それくらい丈夫な良いお品です
ひのさくら (江戸間サイズ12,000円)

熊本が誇る高級ブランド畳表
イグサの打ち込みが非常に多く、均一な折り込みの
為め 触り心地が滑らかで美しい畳表です。
エコファーマー認定に基づき
有機肥料を主体に育てられたい草を使用しています
経糸は麻綿のダブルを使っています
和紙表 (江戸間サイズ10,000円~)

和紙なのでいつまでも青みが続きます
和紙をこよりにしてコーティングした
ものをイグサのように編み上げていきます
天然のものではないので香りはないですが
日焼けしないのでずっと青いままです
普通の畳表のような無地は10,000円
写真の市松模様は12,000円です
経糸は綿糸を使ってます
- 江戸間とは関東の一般的な畳のサイズです(182cm×91cmくらい)
- 対して京間は若干大きくなり2,000円の追加料金をいただきます
- 畳床も新しくする場合は6,000円追加です
- 畳ヘリは料金に入ってます、デザインも選べます
- 切り込みがあり真四角ではない畳は切り込み一か所につき1,500円いただきます
- 畳床が薄い場合(15mmとか)は追加で2,000円いただいてます
- 表替えではなく裏返しは3,800円です
琉球畳とは・・・

よく縁のない畳として琉球畳という言葉を聞いた事があると思います
本来の琉球畳とは七島イ草(しちとういぐさ)を使用した畳の事です
七島イ草は断面が三角形で、一般的に使用されるイグサと比べて
太く表皮が強いのが特徴です
このイグサを使うと綺麗に茎を折り曲げることができる為
畳縁のない琉球畳が出来上がりました
逆にいうと本来の畳のイグサは茎を折り曲げるのが難しい
または折り曲げた所が弱くなるので畳縁をつけているのです
目積表とは・・・
通常の畳表の半分の目幅で織るの目積表(メセキ)というのがあります
目が詰まっているため、コシのある感触で、最近では希少となってきた
本来の琉球畳に代わって縁なし畳というと目積表が一般的です
琉球畳風な縁なし畳という事です
縁なし新畳目積 (半畳15,000円)

目積表を使った琉球畳風な縁なし畳
例えば4.5畳間の縁付畳を縁なし畳に変える場合
縁なし畳は9畳必要となります
6畳間の場合は、12畳です
8畳間の場合、16畳必要となります
納期は基本当日納品です
畳の張り替えについての納品は基本的には
朝に引き上げた畳は夕方までに納品します
襖や障子は下地の養生に水分を使って
汚れた紙を剥いで綺麗にしたり
綺麗な表紙を張る前に下処理をしたりする
ので日数がかかります
それに比べ畳は縫い上げる作業が中心なので
乾かすとかの工程がありませんので
1日で仕上がります
ここまで読んでみて、張り替えて見ようかなって
なりましたら、先ずは見本帳をもって説明に
お伺いしますのでご連絡下さい