網戸の張り替えは比較的簡単です!

先ずはご自宅の網戸をチェックしてみよう!
昔からある網戸のネットはPP(ポリプロピレン)ネットと言われていて釣り糸のような感じの糸で出来てます 網戸としては優秀な素材でそれなりの耐久性もあり加工も容易なので広く使われてきました 弱点としては熱に弱いので日差しの強い場所にあると劣化が早くなります だいたい10年から20年くらい普通にもつのですが日差しの強い場所では5年くらいで劣化が激しく進む場合もあります では家の網戸はどんなかな? っと気になる所かと思いますが個人的にお勧めしていのは網戸の中央部分を軽く押してみて十分に弾力がある場合はまだまだ大丈夫です
破れやすい場所は決まっている?
実は網戸が破れているって箇所はほとんど同じ所が切れたりします
なのでチェックは簡単にできます

この画像のように枠にそった部分が破れる事がほとんどです 四隅をくまなく見てみると良いでしょう

この画像をよく見て下さい これは中桟と呼ばれる真ん中にある補強の部分です 一見なんともないように見えますがこれも実は破れてます わかりやすいようにちょっと引っ張ってみると

こんな感じで破れていますね 素材のPPネットは熱に弱いので日差しで劣化が進みます そうなるとちょっとした刺激、例えば風による圧力や網戸を開け閉めしているときの振動などで破れやすくなります あとは貼ったときの張力が強すぎるとそれが原因で破れることもあります
なのでご自身で張り替える時はちょっと緩いかなってくらいがかえって長持ちしますので参考にしてください
網を押さえているゴムを確認してみよう!

網(ネット)を押さえているひも状のゴム製品の事です 押さえビートとか押さえゴム 等と呼びます 建築用語的に縁取り装飾や枠の装飾をビートと呼ぶとことから 押さえビートというようにもなりました PPネットと同じく日差しで劣化していくのですが網よりみ劣化の進行が遅いのでそのまま使える事も多々あります 見た目で乾燥していてひび割れしているものや何かでつついてみて弾力がなく硬くなっていつものは交換したほうが良いでしょう
先ずは自分でやってみよう!
張り替える枚数やゴムの有無などがわかったら材料と工具をそろえましょう
ほとんどの商材はホームセンターで揃います
①網(ネット)
張り替える枚数から何メートル必要なのか計算して購入しましょう
2m~10m単位で売ってますので若干ゆとりをもって購入したほうが心にゆとりが持てます
②押さえゴム(押さえビート)
枚数から長さを計算して購入してください ホームセンターでは7メートルと21メートルの2種類のタイプが売ってます7メートルで180cmくらいの高さの網戸を張って少しあまります 130cmの高さの網戸なら7メートルで2枚張れると思います あと地味に色ですね、グレーとブラックがあります、ご自身の網戸のフレームと張り替える網の色と考えて違和感の無いようにしてください たまに枠が黒で網も黒でなぜか押さえゴムだけグレーのお宅をお見受けします、縁取りであえて目立たせてるならいいのすが個人的には違和感あります
③施工工具
- 押さえローラー
- カッター
- 網戸を押さえるクリップ
- 作業台(なければ床を養生するシート)

やり方は簡単といえば簡単、難しいといえば難しい

張り替えをするまえに破れた網戸をよく観察してみましょう 押さえビートを入れる溝の位置や網(ネット)の張り具合、カットされた感じ等です、ようはこれと同じようにできていれば良いのです、スマホなどで画像を撮っておいても良いでしょう
観察が終了しましたら古い網(ネット)と古い押さえビートを網戸から外して下さい 尖ったキリのようなもので押さえビートを突き刺してクイっと持ち上げると簡単に外れます

外れたら作業台の上か養生シートを敷いた床などに網戸を置いて下さい 作業台ならクリップで網戸を固定するとやり易いです、あとは図のように網(ネット)を敷いて押さえビートを購入した網(ネット)に書いてある説明に沿って張ってみて下さい コツを掴むまでは多少しわがよったりするかもしれませんが一周覆われていれば虫は入ってこれませんので良しとしたほうがいいと思います
またあまり強く引っ張りながら張るとあとあと網(ネット)が引っ張られる事により破けやすくなるので緩めのほうが長持ちします 余分な網(ネット)をプロのようにギリギリでカットするのは難しいです 余裕をもってカットするくらいでいいと思います
さらなる高みを望むのであれば下の図のように何かで切れてはいけないネット部分をガードしながらカットするとプロなみに綺麗にできます 画像のは薄い金属のコテをあてがってカットしていますがこのために購入するのもあれですから薄いプラスチックの何かとか厚手の丈夫な紙とかで代用できると思います

やっぱり難しいかなあって事であればお電話下さい
大まかな流れを説明しました 慣れてくれば綺麗に出来る方も多いと思います
また網戸は虫が入らないようにできていれば問題ないので多少の緩みは気にしないほうがいいでしょう
あとはここまで読んでみてやっぱり面倒かな、道具をそろえるとそれなりに費用がかかるな、綺麗に出来なそうだなって事なら喜んでお手伝いします、料金表などをみてご検討を進めて下さい